
治療方針
小児歯科の目的
小児歯科の目的は、大人の成長してしまったお口の中を診療するのではなく、
「成長段階であるお子様のお口の中を総合的に診療する」事にあります。
成長の変化が著しい子供には、歯や顎の成長を見ながら理想的な永久歯の歯並びや噛み合わせを作り出す為の治療・指導を行なう必要があるのです。
虫歯の治療
初期のむし歯なら、ブラッシングと予防のシーラントで終了します。
小さいむし歯なら、銀歯かレジンをかぶせます。銀歯は銀色ですが丈夫です。レジンは見た目は歯と同じ色でとても良いですが、割れる事があります。
さらに進行したむし歯は、麻酔して神経を切断して冠を被せます。
治療が終了すると、ブラッシングしてフッ素を塗布し、次回からむし歯にならないようにします。
予防処置の種類
妊娠中のお母さんへ
■注意点
歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。歯ぐきが赤くなったり、ブヨブヨしてきたり、ちょっとしたことで出血すれば要注意です!出産すれば元の状態に戻ることもありますが、そのまま歯周病に移行してしまう場合もあります。
妊娠初期から中期頃まではつわりの程度にもよりますが、歯ブラシがお口に入れられず、歯磨きがおろそかになってしまいがちです。また、
唾液も普通のときに比べてネバネバしたり、酸性に傾いていることも多くなり、これも虫歯になりやすい条件です。胃が圧迫されるようになると1回の食事量が多く取りにくくなります。ついつい間食も多くなりがちです。おこたらずにしっかり歯磨きをしてください。
■治療について
虫歯を削って詰め物を詰めたり、歯石を除去する程度の治療はいつでも受診できます。
また、レントゲン撮影は、防御エプロンを着ていただけば、胸等に比べると照射時間はかなり短いので、1回の撮影ではそれほど大きな影響は無いので大丈夫です。
妊娠16週までは、薬や処置によって胎児に異常が現われる可能性もありますので、麻酔を必要とする抜歯や歯の神経を取るような治療は特に避けてください。
中期以降からは通常の治療は大丈夫です。麻酔の注射も問題はありません。
※念のため、産科の先生とも相談の上、その日の体調も考慮しながら進めましょう。
■赤ちゃんの歯の成長について
妊娠に気付かない人も多い妊娠初期から胎児の歯は出来始めます。
胎児は自らの成長発育のために母体からどんどん栄養を奪っていきます。十分な補給がないと母体、胎児共に栄養不良となってしまいますので、妊娠中は特にバランス良い栄養を取るよう心がけて下さい。




